現存する唯一の「井原の桃」の木を接ぎ木で増やそう!
井原特産の野生桃(最後の一本!)を接ぎ木するワークショップです。
*と き:2023年1月14日 10:00~11:30
*ところ:井原公民館(井原市井原町1243-1)美工室集合
https://www.ibarakankou.jp/sightseeing-information/park/DB039.html
※井原あいあいバスで「市民病院前」下車すぐ
*参加費:会費 ・・・1000円(昨年度会員になってくださった方は無料)
種代 ・・・ 500円(育苗セット付/希望者)
接ぎ木用処理済み100年桃小枝 ・・・ 500円(希望者)
*もってくるもの:野生桃の台木をお持ちの方で、持ってこられる方はご持参ください。持って来るのが難しい方はなくても大丈夫です。
野生桃について
かつては井原でも「山全体が桃色になる」と言われるほど盛んに育てられていた野生桃。
昭和40年ごろまでは作物として井原を象徴するほど多く作られていたとのこと。
野生桃の中では、井原の桃は味も特に良かったのだそうです。
その後白桃に押されて作られなくなりましたが、近年では薬効が期待されるということで、今、改めて漢方薬としても注目されています。
また、井原の野生桃は花も美しく、江戸時代には小田川沿いに植えられて、人々の憩いの場として親しまれた時期もあったという記録も残っています。
この会では、もう一度井原の地に野生桃を増やしてたくさんの人々に楽しんでもらうことを目指して、野生桃を種から育てるワークショップや勉強会・見学会をするなど野生桃を通して人々が交流をする機会を作っています。
(写真は、昨年の勉強会の様子)
野生桃研究40年の苅田先生、直接御指南!
今回は、昭和40年ごろを最後に絶滅したと思われていた、井原特産の野生桃の最後の1本(井原町内のあるおうちで、大切に守り育ててくださっていたのが発見されました!)から小枝をわけていただいて、専門家の指導のもと、野生桃の台木に接ぎ木します。
野生桃の「台木」を持ってくることができる方はいくつでも持ってきてください。枝がある限り増やしましょう!台木がない方もぜひ見学においでください!
野生桃研究の第一人者、苅田先生が直接講和・ご指導してくださいます!
種もあります♪
今年から野生桃の種を育ててみようと思われる方も、種の植え方のレクチャーがありますのでどうぞおいでください。
年間とおして桃の育て方のフォローをさせていただきますので初年度は会費を1000円お支払いください。
野生桃の種は500円(育苗セットつき)でお分けします。
昨年度会員になってくださった方は会費は無料ですが、野生桃の小枝は苅田先生に特殊な処理・保存をしていただいていますので、小枝代(500円)のみお支払いください。
みんなで増やそう!野生桃!