井原町商店街地区町家残存調査 参加者募集

井原町商店街地区町家残存調査 参加者募集

井原市井原町商店街の周辺には、昭和30年頃までに建てられた民家や商家、いわゆる「町家」と呼ばれる建物がたくさん残っています。この度、その残存状況を明らかにして景観整備など今後のまちづくりの基礎資料とするための調査を行うこととなりました。

調査といっても専門的な技術・知識は必要なくどなたでも参加できます。半日単位で、当日参加も可能です。建築に詳しい人の話を聞きながら商店街を散策する機会として、お気軽にご参加ください。

調査概要

・調査内容

商店街地区の約1000戸を対象に、外観から建てられた年代や構造、建築様式などを判別します(建物内部に入ることはありません)。また、どこにどれだけの町家が残っているかをマッピングすることで、残存状況を可視化していきます。

調査は建築の専門家を含む3人一組のチームで行います。一般参加の方には調査票への記入や写真撮影をお願いしますので、専門的な技術・知識は必要ありません。

・調査日程

調査範囲を小さなブロックに区切り、数日に分けて調査します(少雨決行)

初回は9月18日(土)集合…9:30 調査…10:00~15:00頃
以降、9月25日、10月2,9,16,30日、11月6日(全7回、いずれも土曜日)

参加可能な日の午前のみ、午後のみといった参加も可能です。

・集合場所

井原市地域おこし協力隊事務所(井原町1500)

・参加申込・問い合わせ

NPO法人倉敷町家トラスト「残存調査」事務局(080-5232-6462)

参加費は無料です。お申し込みの際にはご氏名、連絡先、お弁当(600円)の要否をお伝えください。

井原町商店街地区について

井原町商店街地区は江戸時代には陣屋町として発展した場所です。南に旧山陽道が通っていたり、山地と平野部の接点で農作物のやり取りが行いやすいなどの地理的な特徴から、地域の商業の中心地として栄えました。明治維新後には商店街として昭和40年ごろに最盛期を迎えますが、現在では空き家も目立つようになっています。

江戸時代の大火事以降に作られた防火壁「うだつ」や延焼を防ぐための路地などの存在が特徴的で、独自性の高い町並みが残っていると期待されています。

関連企画

10月17~24日に開催される地域活性化イベント「いばらアートループ商店街」内の企画として、当調査の中間報告や町家を残していくことの意義についての展示・レクチャーを行います。最新の情報はいばらアートループ商店街のfacebookページをご覧ください。

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