本日、岡山県から、井原市内で１０２例目から１１０例目となる、新型コロナウイルス感染症の陽性患者９名が確認されたとの連絡を受けました。
症状があったため自ら検査を受け、陽性が確認された方は２名で、３０代の女性１名、５０代の男性１名です。
濃厚接触者として検査を受け、陽性が確認された方は３名で、未就学の男の子１名、６０代の男性１名、７０代の男性１名です。
県内１４５例目、市内では２例目となるクラスターが確認された会社の従業員として検査を受け、陽性が確認された方は１名で、２０代の男性です。
また、本日、県内１５１例目、市内では３例目となるクラスターが確認された会社の従業員として検査を受け、陽性が確認された方は３名で、５０代の男性１名、５０代の女性１名、７０代の女性１名です。
９名の症状は、１名が無症状、８名は軽症とのことです。
感染された方には、一刻も早い回復をお祈り申し上げます。
昨日、政府は、岡山県を「緊急事態宣言」の対象に追加する方針を固め、本日、専門家による分科会に諮問し、正式に決定する見通しです。
井原市では、昨年１０月末以降、１１０名の感染者が確認されていますが、その内７２名が、８月６日から僅か３週間で確認されています。
また、お盆以降に３件のクラスターが発生したほか、本日で新規感染者の確認は、１５日連続になるなど、深刻な状態です。
「緊急事態宣言」の適用開始は、２７日の予定ですが、井原市では、市内の感染状況を踏まえ、明日２６日から９月１２日までの期間、公共施設を休止・休館することとしました。施設ごとの詳しい内容につきまして、市ホームページでご確認いただくか、施設担当課までお問い合わせください。
市民の皆さまには、市内での感染拡大や、職場などでのクラスターの発生を防止するため、そして、大切な人やご自身の命と健康を守るため、今一度、基本的な感染防止対策を徹底していただきますようお願いいたします。
最後に、最前線の現場で感染症に対応されている医療、福祉関係者の方々には心から感謝を申し上げます。
感染予防を徹底し、この難局を乗り越えていきましょう。